今回はグループ企業にて毎年実施しているグループ交流研修をご紹介いたします。

この研修は２日間かけてグループ企業間の交流を深め、お互いに連携することで生まれる新たな価値を考えることを目的とした研修です。

1日目。まずは模造紙1枚に自社の概要や特徴・強みなどを好きなように表現してもらい、「自社紹介」を行って、お互いの理解を深めてもらいます。同じグループ企業であっても「こんな会社があるとは知りませんでした」「そんなことまでしているのですね」と驚く受講生も少なくありません。

グループ内に様々な会社があることを再認識したところで、今度はグループ全体として目指すべき経営構想について理解を深め、それが自分たちの会社、仕事にどのように繋がっているかを考えてもらいます。

2日目。1日目の研修を踏まえ、自分たちが連携し、できることは何か、5,6人のチームでアイディアを出し、1つの作品を作り上げます。準備段階として、世の中の環境変化がグループと自社に与える影響をチームで考えてもらいます。午後、いよいよ会社の枠を超えたグループとしてのアイディアを形にしていきます。わずかな時間の中で、面白いアイディアがたくさん生まれ、イメージ豊かな作品が出来上がります。また質疑応答では鋭い指摘などあり、緊張感もあります。

普段関わることのないグループ企業の社員と共に話し合い、アイディアをまとめていく時間は、受講生にとって非常に刺激になるようで、研修最後の感想では、「視野が広がり、とても楽しかった」「もっと時間が欲しかった」「ぜひ自職場に持ち帰ってみんなに情報発信していきたい」「先輩に面白いから行ってこいと言われて来たが、本当に来て良かった」など前向きな言葉が多く聞かれます。

このグループ交流研修では、研修後も定期的に集まって情報交換を行うなど、グループ全体の発展に向けた取り組みにもなっています。