独立行政法人の主任級の職員を対象に研修を実施しました。
内容としては、以下の2つです。

1.主任としての必要なスキル(主体的に行動する、係長の補佐として仕事に取り組む)を確認する。
主体的に行動するために、あたえられた仕事でも「なぜ、今この仕事に取り組まなければいけないのか」
と目的にさかのぼること、目的に対して最適な手段を探し出すための考え方を確認しました。
また、係長を補佐し、周囲のメンバーに働きかけるために、係長と部下・後輩・同僚から何を期待されているのか
自ら考え、自身が取り組むべきことを明確にしました。

2.職場全体で人材育成を行うことの大切さを理解する。
OJT担当者だけでなく自らも積極的に後輩指導を行うための考え方やスキルを確認しました。
後輩を指導するうえで、社会人として必要な基礎知識である組織の価値観(理念・行動指針など)や
ハラスメント、ワークライフバランスを確認し、具体的な指導スキル(ティーチング・コーチング)について学びました。

受講者からは、以下のような声がありました。
・主任として求められている行動を確認でき、何をすればいいか明確になった。
・後輩のいない職場だが、将来を想定して考えることができた。
・事例に基づいて、自身の職場を見つめ直すことができた。

本研修を受講されたみなさんが職場の中核として、活躍されることを願っております。