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公開型研修から集合型研修へ
2018年 09月 12日
今回は、ITソリューション系企業にて実施した階層別研修についてご紹介します。 当該企業では、近年は社外の公開型研修へ社員を派遣していて、社内では集合型研修を実施していない、とのことで、管理職研修をご検討されていました。 公開型研修には、社外の人とつながりを作ることができる、個々でスキルを高められる等のメリットがあります。ですが、経営理念の浸透や役割への期待の理解など、組織としての意識を共有してチーム力を高める、ということについては、集合型研修が適しています。 今回は、各階層に期待される役割を共有していただくとともに、階層間のコミュニケーションについても学んでいただきたい、という意図で、若手社員・中堅社員・管理職と3階層に向けた階層別研修を実施することになりました。 研修の中では、日常業務に関する課題を洗い出し、改善方法について話し合ってもらい、同時に、研修の中で出てきた他階層からの期待の声をお伝えしました。すると、普段からコミュニケーションはとれている、と思っていたものが、業務に関しては、実はそれぞれで不満を抱えており、縦の意思疎通がうまくできていなかった、ということに気が付きました。会社としても次の打ち手が見えてきたようです。