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リーダーシップ強化研修を実施
2019年 07月 24日
6月27日、市役所職員向けにリーダーシップ強化研修を実施しました。 この研修では、新しく主査級に昇格した職員を対象に、主査級に求められる役割の再確認と、リーダーシップについて学んでいただきました。今までは自分の仕事の成果を高めればよかったのですが、これからは主査として「組織成果」を上げていかなければなりません。そのためには上位方針を自分で咀嚼し、後輩や周囲のメンバーを動機付け、巻き込む「リーダーシップ」が必要になります。 リーダーシップとは「目指す姿に向けて、メンバーが自発的に動くように導くこと」として定義しています。つまり、メンバーが主体的に動くように、リーダーが影響力を発揮していくということです。 影響力を発揮できるようになるために、以下3つのポイントをお伝えしました。 1 自分を知る。 他者に影響力を発揮するためには、まず自己認識力を高めることが必要です。 そのために、本セッションでは自分自身を客観的に知るためにエゴグラムというツールを用いて、 “つもりの自分”と“はた目の自分”の間にあるギャップを確認してもらいました。 2 自分を磨く。 リーダーとして、自身の言動を改めることの必要性や、想いを貫くことの重要性などをお伝えしました。またメンバーと信頼関係を築くための基本的姿勢や態度をお伝えしました。 3 メンバーに働きかける。 メンバーのやる気を引き出すための効果的な働き掛け方について学んでもらいました。 特に「1、自分を知る」では「周りからはこんな風なイメージに見えていたのか」と新しい発見もあり自身を客観的に見つめ直す時間となっていたようでした。 また、メンバーの自発的な行動を促すためには、質問と傾聴のコミュニケーションが必要であることも気付かれていた方が多かったです。 研修を通して自身を見つめ直し、実務でリーダーシップを発揮できる事を期待しています。