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診断テストのご紹介
2019年 09月 09日
【診断紹介1】
■T-JO(Tendency of Judging Others)とは?
個人の価値観をベースにした評価傾向を知る為の診断テストです。自分がどんなファルター(色眼鏡)で人を見ているかを自覚し、補正することが目的です。
T-JOが作られた背景は、1990年代から人事制度が年功序列から成果主義を導入する企業が増えてきたことに起因します。
業績に応じて評価する制度にしても上司の評価の仕方は従来通りに行われ、結果として個々の評価が変わらないという側面がありました。
影響力のあるマネジャーやリーダーが自分と似た価値観を持つ部下だけを高く評価すれば、価値観が異なる部下を気づかないうちに低く評価してしまい、制度を変えても評価は変わらないという状態でした。
こうした背景の基、マネジャーの評価を補正することを目的に、開発されたのがT-JOという診断テストです。
人は固有の価値観を持っており、その価値観(フィルター)を通して他者を評価しています。無色透明で他者を見ていないことを知ることが大事です。
人事考課や部下育成の際に、マネジャー自身の他者を評価する傾向(フィルター)を認識することで、公正な評価ができるようにするためのツールです。