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人材アセスメント研修とは?

2019年 10月 11日

 バリューイノベーションでは、マネジャー及び経営人材の発掘と育成にフォーカスしたアセスメント研修を行っています。一般的なアセスメント研修にみられる“評価のために用意された研修”ではなく、“マネジメント能力を高めるための研修”に、アセスメントを組み込んでいます。それにより、求められる能力の現状の見極めと、期待される役割を果たすための必要な知識・意識づけをしています。
バリューイノベーションのアセスメントの特徴は、下記の4つです。

1、ホリスティックであること
部分の積み上げではなく、人材像全体を捉えます。発言が少なかったとしても、周りがその発言でどう動いたか等、行動背景に目を向け「どういう人か」という人物像を捉え、期待される役割を果たせるか見極めます。

2、リードアセッサーの存在があること
 リードアセッサー主導のもと、アセッサー会議を実施します。アセッサー会議にはクライアントも参加し、すり合わせを行います。また、アセッサーは自分の担当以外の受講生にも目を配り、全体の中で個人を捉えるようにしています。

3、ディメンションはオーダーメイドであること
 経営理念、行動指針は企業によって異なります。昇格であれば、能力要件を紐解いてオリジナルのディメンションを設定します。また、経営環境を踏まえ、時代に応じて求められる能力も加味し判定します。

4、研修としての価値があること
 評価のためのツールではなく、上位職に期待される役割の認識、役割を果たすためのスキルのインプットを用いて評価をします。評価が最終目的ではなく、期待値を込めるための教育の一環として実施します。

アセッサーは自分の評価傾向を認識し、ベテランアセッサーも含めて、年に数回、評価眼トレーニングを行い、偏りのないアセスメントを行えるようにしています。また、1人のアセッシー(評価対象者)に対して、複数のアセッサーが多角的に評価しすり合わせることでさらに偏りを軽減し、より公正な評価ができるように取り組んでいます。
評価は人の一生を左右します。受講者の特性を見極めたうえで、アドバイスを行い、組織で活躍が出来る事を大切にしています。