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問題解決研修を実施しました。
2019年 11月 15日
関西の企業にて、中堅社員育成研修を実施しました。 中堅社員に期待されることは、個の能力を高めて、組織強化につなげること、 仕事の遂行力を高める取り組みを行い、仕事につながる学びを怠らないことです。 その為の研修の目的は、以下です。 ・個人としての成長を通じて組織(職場)成果に貢献する。 ・中核社員としてのリーダーシップを発揮するためのスキルを習得する。 ・他事業部の業務を理解し、部門間連携の推進者となるためのスキルを習得する。 ・自部門の課題を設定し、率先して解決するためのスキルを習得する。 今回は5会合ある中の2会合目、「問題解決」研修を実施しました。 問題解決の定義を「仕事の成果(質よ量)を高めるためにあるべき姿と現状の差を埋めること」とし、 グループディスカッション、ケースワーク等も行いながら、内容を学んでもらいました ケースワークでは、例題に対しての、問題と理由を書き出してもらいました。 問題を抽象的に表現してしまい、言葉を明確にすることに苦戦する方も見受けられました。 言葉は明確に表現しなければ、人によって解釈が違ってくる可能性があります。あるべき姿と現状の差を埋める為には、問題を明確に表すことが大事です。 問題が明確になったら、原因を追究します。「なぜ」と「だから」を繰り返して、問題を掘り下げていきます。 ここで注意をしなければいけないのが、原因は他責でなく、自責で考えることです。 他責で考えると、そこで思考が止まってしまい、具体的な対策を決めて実行、解決に導くことが極めて難しくなります。 自分+周囲の協力で手が打てる範囲で根本原因を深堀りし、対策を考えてもらいました。 最後にCPR計画書を記入してもらいます。研修を通じて、組織力をあげるために個人としてどんな課題があるのか、どのように取り組むのか計画を立ててもらいました。 CPRを実践し、職場で活躍することを応援しています。