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評価者研修を実施しました。

2020年 01月 30日

大学病院にて、新たに管理職、監督職に昇格した職員の方を対象に評価者研修を実施しました。

研修では、マネジメントの一端を担う立場であることを認識し、部下(後輩)を育成するための考え方・知識・スキルを身に着けることを目的にしています。
組織が継続的に成果を出し、安定的に成長するためには、人の管理を継続的に行わなくてはなりません。
その為に、人事制度評価制度とマネジメントを紐づけて考えます。

評価を行う際には、半期、期末に振り返りを行い、育成の課題を明確にし、目標に対する取組みを決めます。
部下を適切に評価するためには、日頃から部下を観察し、「今、置かれている状況、状態」を知り、関心を持つことが大切です。
日常のコミュニケーションを通して、ビジョン、夢、ライフスタイルを掴むための働きかけを行い、また日頃の行動の変化に気づくことで、部下の傾向を把握し適切な働きかけや評価ができるようになります。

部下の行動を促す関わりの一環として、事例を基に「ほめる・しかる」のロールプレイングを行いました。
上司役、部下役、観察者役をローテーションで行い、ほめられた、叱られた側の気持ちも体験してもらいました。
ロールプレイングの場面では、相手が納得する伝え方に難しさを感じている方も多く見受けられました。
大切なのは、相手に気持ちがしっかり伝わる事です。
何がよかったか、悪かったかが伝わることにより、納得感が醸成され信頼関係も生まれます。

育成は、組織開発の基盤業務です。
目標達成にむけて、組織としての資源配分と進捗を管理しながら、育成の方法を継続的に改善し、組織開発を通じて、自らも育つことが大切です。

こんな職場にしたいからこんな風に育ってほしい、というビジョンに紐づいて人事評価を行い、部下の育成、組織の成果につながるために職場で活躍されることを願っています。