新着情報
VICアカデミーを実施しました。
2020年 04月 03日
VICアカデミーとは
VIC社員及び関係者の勉強会です。
日時 2020年3月24日
テーマ 「ダイバーシティの現状と今私たちにできること」
講師 株式会社UDジャパン
代表取締役 内山早苗 様
ダイバーシティの現状と今私たちにできることをテーマにダイバーシティ・マネジメントと人づくりを学びました。
■ダイバーシティの現状
高齢社、外国人、障がい者、LGBTなど、全国で配慮が必要な人は推計概算合計9347万人といわれています。
時代は大きく転換期にあり、改正障がい者基本法、女性活躍推進法の制定、人生100年時代基本構想会議の設置で
ダイバーシティへの配慮は当たり前の基準になりました。
■環境整備と能力開発
多様な人々が活躍するためには、環境整備と能力開発が必須です。
障がい者は環境によって障害を受けます。障がいを極力受けない環境づくりが合理的配慮につながります。
これからは、障がい者や高齢者はもとより、外国人、妊娠中の女性や育児、介護中の男女、LGBT、若者にも活き活き
社会参加できる環境が必要となります。
■ダイバーシティマネジメント
多様な価値観、特性、年齢、生活様式をもつ多様なメンバーで構成される組織には、新たなマネジメントが必要です。
違いを認め、長所を伸ばすことで社員のエンゲージメントが高まり多彩な能力集団を生み出します。
ダイバーシティマネジメントに必要な事と効果は以下になります。
・多彩な特性を持つ集団として、多様な価値観と能力を認め合う。
・組織の理念を明確にし、方向性を共有する。
・一人ひとりの長所を認め、得意分野を活かすことで、集団の成果をあげる仕組みとマネジメントを生み出す。
そのことにより時間生産性がアップする。
・各自が得意分野を任されることで、自ら成長できる仕組みが生み出され、自律的成長が促進される。
■支援型リーダー
ダイバーシティマネジメントにはリーダーの育成が不可欠です。リーダーは多様なメンバーの特性を理解するために、
特性に合わせた可能性を導き出すコミュニケーションをとることが必要になります。
そのためには、自己理解を深め、自分のマネジメント傾向を知り、メンバーの得意分野を活かしながら成長を促し、
共創による効果を生み出す喜びから自律的成長を促すことが重要です。
そのことによりメンバーの成功、成長を支援するマネジメントができます。
支援型リーダーに求められることは、日々自己研鑽を続け、自分のコミュニケーション傾向を知り、メンバーにふさわしい言葉を心がけることが支援型リーダーには求められます。
社会全体が多様化し、社員もお客様も変化しています。新たな社会的価値観の誕生が働き方改革や新産業の創造につながります。ダイバーシティは多様な発想、新産業の創造を産む新たなチャンスです。
多様なメンバーと多様な視点が、成長企業の必須課題であること、社会の中で一人一人が役に立ち、人に必要と
感じられることがより良い社会に繋がるということを学びました。