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VICアカデミーを実施しました
2020年 06月 30日
VICアカデミーとは、VIC社員及び関係者の勉強会です。 日 時 : 2020年6月4日 テーマ :「俳優養成メソッドに学ぶ想像力とコミュニケーション」 講 師 : VICインストラクター 大野 泰広 VICのインストラクターで役者として舞台やドラマへの出演、演出、脚本家としても ご活躍されている大野泰広氏をお招きし、「俳優養成メソッドに学ぶ想像力とコミュニケーション」 を実施しました。 【俳優養成メソッドとは】 役者を目指す人の基礎をつくるための考え方です。 役者は想像力を高め、役の人物を演じるために、自分の中にある感情表現のものさしを知ることが肝要です。 このアカデミーでは、ロールプレイングを通して自分を知り、自分に足りない部分を埋めていく作業を 行うことで、想像力とコミュニケーション力を高めます。 ■ロールプレイング「五感を呼び覚まし、想像力を豊かにする」 芝居の実施方法はベラレーヌシステムを基に行います。 五感で感じながら、想像力を豊かにする演技実践メソッドで内面から役の人物像を作り上げていきます。 ※ベラレーヌシステム:白人系ロシア人のべラレーヌ女史がパリで編み出した想像力を豊かにする 実践型の演技メソッド。 1. 心の中のセリフ 役の人物としてその場に存在するために、自分の心の中で無意識に流しているセリフを有意識にします。 役の人物の性格や、置かれている状況などを想像して役になりきり、講師が合図を出したら、 その人物が心の中で流しているセリフを声に出します。 ※演じる側の設定は、観る側には伝えられていません。 ここでは、自分が伝えたかったことと、相手に伝わったことのギャップを知ることにより、 自分の表現のものさしを確認することができます。 2. レセプション 「合格発表」を題材に、受かった時、落ちた時の自分の感情を想像して表現します。 リアクションが嘘くさく見えたり、思った感情が伝わりにくいことを体験し、どのように感情を 表に出したら、自分の感じたことが相手に伝わるかを確認します。 3. 意味のないセリフ ペアで意味のないセリフを交わし、2人の関係性が他者に伝わるようセリフに感情を乗せます。 多くの人は普段、額面通りに物事をいうことはありません。 セリフの裏に隠されている感情が伝わるか、自分の気持ちを意識してロールプレイングを行います。 状況を5W1Hで考え具体的に想像することは、ビジネスの場面で求められる「企画力」や 「コミュニケーション力」といったスキルにつながります。 今回のアカデミーでは、自身の想像力を豊かにすることが仕事の成果を高めることになることと学びました。 =================================== ー大野泰広氏プロフィールー 株式会社バリューイノベーションインストラクター(2014~) 1997年東京経済大学経済学部卒業 1997年~2007年お笑いコンビ「ハレルヤ」として活動 2008年~2014年南原清隆&野村万蔵「現代狂言シリーズ」に脚本、演出助手、役者として参加 2012年劇団ミーコを旗上げ 主宰 ※「爆笑オンエアバトル」「爆笑レッドカーペット」「エンタの神様」などTV出演 2016年NHK大河ドラマ「真田丸」河原綱家役(真田家家臣) 2018年~株式会社EggStarワークショップ講師(俳優養成メソッド) 2019年連続テレビ小説「なつぞら」石沢裕也役(マコプロダクション制作進行) 他「ガリレオ」「HERO」「坊ちゃん」「半分、青い。」などドラマ出演。