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アイデアを考える
2021年 10月 04日
アイデアを生み出す思考を身につけてほしい
いくつかの企業からそんなお話がありました。
環境変化のスピードが早くなり、コロナ下においてそれが更に加速している中、
新たな視点で物事考えたり、アイデアを生み出す思考を身につけてほしいということで
「アイデアを考える」ことをテーマにした研修を実施しました。
研修の冒頭で「そもそもアイデアとは何か」を皆さんに考えてもらいました。
辞書で引くと「物事の計画・実行などにあたっての新しい工夫や思いつき、考え」とあり、
名著と言われる「アイデアのつくりかた(著:ジェームス・ウェブ・ヤング)」では
次のように書かれています。
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1. アイデアとは既存の要素の組み合わせである。
2. 既存の要素を組み合わせて新しいものを作りだす才能は、
事物の関連性を見つけ出そうとする心の働きに依存することが大きい。
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「アイデアを生み出す」ことを、生まれ持った資質や湧き出る閃きだと捉えている
受講者も多かったのですが、これは物事の関連性を見つけ出す意識を持ったり、
思考法を学ぶことで身につけることができるスキルであることを再確認しました。
また、ブレインストーミングやマンダラートなどの発想法を用いて考える演習では、
会社として取り組んでいること(取り組むべきこと)に対して
「他の視点で見ることができないか」「他のアイデアはないか」と
頭を悩ませながらも楽しそうに議論する中で、今までとは違うアイデアを思いつくなど
研修が終わる頃には「自分たちにもできる!」という自信に変わっていました。