学校法人の大学職員を対象に階層別研修の一環として、中堅職員研修を実施いたしました。

前半では「日常の問題意識」を共有しました。具体的には日常の業務において「うまくいっていること・うまく いっていないこと」を共有しました。
部署を問わずメンバーに共通する「うまくいっていないこと」については、要因を洗い出して掘り下げるプロセスで、他責（因果を上司や後輩、組織に置く）思考を自責（因果を自分に置く）思考で考えて自分がすべきことを明確にしました。
個別に「うまくいっていること」については、他のメンバーも実践できるように具体的に何をしているかを伝えました。
午後はSCAT（コミュニケーション診断）を使って自己のコミュニケーションの特徴を明らかにし、ビジネス コミュニケーションで連携と対話について学びました。

・受講者からの声
学生との距離感や関係づくりがうまくいっている人から、やり方を情報共有してもらうことで、どうすればよりよい関係が築けるのかというヒントにつながったり、他部署とのコミュニケーションがうまくできないという問題をグループで考え、自責に置き換えて知恵を出し合うことで、自分たちがやるべきことが見えてきた。

この法人では、階層別研修であがった問題意識を上位職の研修時に共有することにより、階層ごとの問題意識の差の確認と職場に戻った際に取り組むべきことを考えてもらっています。

この階層別研修を通じて、組織全体としての高い成果につながることを願っております。