今回は物流系企業で実施した管理職WSSをご紹介します。
※WSS（ワークショップセミナー）→ 複数会合に渡り、知識のインプットと職場での実践を繰り返す研修

今回の管理職WSSは全７回で、月に１度の対面研修を実施してきました。
研修内では、マネジメント意識の醸成（役割認識、期待の確認、ビジョンの作成など）、マネジメントスキルの習得（リーダーシップ、OJTなど）を行い、そのうえで職場で取り組むマネジメント行動を研修の最後に設定してもらいます。
受講者は設定したマネジメント行動を次会合までの１ヶ月間で実践をしていきます。そして次の会合では、１ヶ月間の活動と成果を振返り、新たな課題を明確にしてもらうという流れで進めていきました。

第一会合で作成した行動計画は、マネジメントを意識しているものの、まだまだプレイヤーとしての日々の活動に引っ張られている印象がありましたが、二会合目以降の振返りのセッションで、受講者同士の相互フィードバックや、講師からのコメントを通じて徐々に意識と行動が、マネジメントに変化していったように感じます。

最終会合の発表では、「数ヶ月に渡って取り組んでいたことの成果が出始めた」「部下が動き始めてくれた」などの発表をしており、継続して取り組んだマネジメント行動の成果が出たことで、自身のマネジメント力が高まったことを実感されている様子でした。

今後も継続してマネジメント力を高めながら、管理職として組織の成果を上げることを願っております。